TSMC,2021年度設備投資はなんと2.9兆円?

TSMCは最先端プロセスファブで強みをもっており、2020年の第4四半期では過去最高純利益の約5300億円を記録した。
台湾の国営通信社である中央通訊社が1月4日付けで、台湾証券界筋の情報として「TSMCは、2021年の設備投資総額を最高となる220億ドル規模で実施する模様である」と報じられていた。
しかし今回TSMCのCEOが開いたオンライン記者会見によりその予想を遥かに上回る、最大で280億ドル、日本円にして2.9兆円にものぼる設備投資を行う計画を明らかにした。
記者会見では「世界の半導体市場は今年8%成長する見通しで、当社の売上高も15%増加を見込む」としており、特に5Gやサーバー向けの半導体が好調だそうだ。
TSMCは2022年に最新である3nmプロセスの大量生産を開始する予定だが、噂では製造機器一台あたり130億円を超えるとの噂もある。その額からすればこの巨額投資も納得のいくものだろう。
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