コロナ対策世界3位の日本。しかし政権支持率は32%

日本国民のみなさん、コロナウイルスの禍の中でたくさんのニュースを聞くと思います。ほとんどは日本の対策方法や対策費用の少なさなどを非難するものです。しかし面白い情報を仕入れたのでここで紹介しようと思います。

日本の対策レベルは世界でどれくらい?

新型コロナウイルス対策の統計がさまざまな調査をするグループであるDEEP KNOWREDGE GROUPとBBCよりいくつか出ていたので紹介したいと思います。

日本の総合対策レベルは世界3位?

引用:DEEP KNOWREDGE GROUP

この表で見るように日本のサポートレベルはドイツ、アメリカに次いで3位になります。このようになった結果の内訳をざっくり次から見ていきましょう。

日本の安全レベルは世界5位

引用:DEEP KNOWREDGE GROUP

日本のGDPに対する対策費は世界2位

BBCによれば複数国からなるEUの支援を受けるマルタが1位であり、次いで日本は2位。日本はGDPの20%に当たる108兆円の対策パッケージを打ち出したが国内では「1桁足りない!」「他国をもっと見習ってほしい!」との声が相次いでいます。他国とはどのことでしょうか?

日本の給付金額は世界三位

BBCによると日本の国民一人当たりの緊急給付額は香港、アメリカに次いで3位になるそう。先日Twitterで「ドイツは1人あたり100万円給付している」というフェイクニュースが上がっていましたがBBCのこの統計の中にはドイツのドの字もありません。

以上のことを見ると日本ではコロナウイルスの致死率も低く、対策費も給付額も1番ではないが割と安全な国に分類されます。しかし国民の声は違いました。

政権支持率最低の32.8% しかし諸外国は上昇

日本ではコロナ対策失敗の責任として安倍政権の退陣を求める声が多く上がっています。

しかし諸外国ではコロナ対策を有効だと認めて政権に対する支持率が上がっている国もあります。アメリカはコロナウイルスの初期時に危険を軽視するような声明を発表し一時期は支持率が低迷しましたが、落ち着いた今、NHKによると対策の有効性が評価され支持率は47.4%を記録しています。

またたくさんの感染者を出したお隣韓国では、韓国の報道社ギャラップによると5月に入って71%に上昇した模様です。

過度な批判はかえって危険

現在安倍政権を退陣させる声が多数上がっていますが対策レベルに反比例するように政権支持率が低くなる日本。給付金などのスピード感が求められてる以上、スピードを求めるのであれば退陣するべき時は今ではありません。一部フェイクニュースが上がっていたり、間違った情報を広めてしまったり、情報が錯綜していますが、一番効果的なのは外出を自粛することです。政権退陣のために国会前に大勢で集まるのはかえって感染を広めてしまうと思いませんか?正しい情報を読み取り正しく批判していきたいなと思うところです。

ソース

DEEP KNOWREDGE GROUP

BBC